第3回只見線列車内プロレス開催しました。

2019年10月5日、第3回只見線列車内プロレスを開催しました。集合場所である越後須原駅は、出発前に雨が降りだし、急いで臨時列車に乗り込みました。出発してすぐに、魚沼産コシヒカリの新米で作った塩(えん)むすびが参加者にふるまわれ、スタッフによる、只見線列車内プロレスの始まりと目的について参加者に説明がありました。



 ほっとしたのもつかの間、大白川―只見で倒木が発生し、まさかの大白川駅でのストップ。JR東日本様のご協力により、代行バスの手配をしていただきましたが、一時はどうなることかと参加者の方も不安だったことと思います。  本来は走っている列車内でのプロレスの予定でしたが、大白川駅に停車したままで、車内プロレスがスタートしました。初参加の方も多く、その迫力に悲鳴や歓喜の声が車内に響きました。また、今回は特別ゲストとして、プロレスの実況解説も多く行う鈴木健.txtさんによる、車掌マイクでの実況付き。これまでの車内プロレスにさらに盛り上がりを添えてくださいました。




大白川駅から代行バスで移動中も、鈴木健.txtさんによる特別インタビューとして、前田選手やアオーレ長井さんとの対談、プロレスについての質問応答などが行われ、只見町の特設リングまで移動しました。雨天会場として用意された只見振興センターには、すでに大勢のお客様。そして協賛頂いた方々もお集まりくださいました。到着後まもなく只見線チャリティ―試合がスタート。前日の只見小学校訪問で選手と交流した子どもたちも、たくさん応援に来てくれました。子どもたちの表情が試合の様子を生き生きと表現してくれます。


 その後、線路の倒木が撤去され、只見駅に到着した臨時列車に急いで乗り込み、帰路につきました。解散場所の越後須原駅に到着し、参加者の皆さんで記念写真を撮影しました。


 本来の時間配分ができず、参加者の皆様には空腹でのツアーになってしまいましたが、皆様のご協力により無事に実施することができました。

 遠方より、そして地元からご参加いただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。新潟プロレスの皆様、そして只見、魚沼でサポートして頂いたスタッフの方も、お疲れ様でした。また、代行輸送を対応してくださったJR東日本様、また特別協賛、ご協賛いただいた皆様、本当にありがとうございました。来年の只見線列車内プロレスも、どうぞお楽しみに。

只見線列車内プロレス

2011年に発生した新潟・福島豪雨で大きな被害を受けた只見線は、11年という歳月をを経て2022年に鉄道での全線復旧をしました。大規模な災害に見舞われながらも復旧に向けて進んでいる只見線は、倒れても倒れても立ち上がるプロレスラーを彷彿とさせます。困難な状況に陥ってもあきらめず立ち上がっていく沿線地域と只見線を応援しています。

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